年末年始の行事と風習、暮れに行う。

年の暮れに行う行事。

 

年末年始の、
行事や風習の中で、
年の暮に行われるものを紹介します。

 

正月事始め、冬至の風習、
お歳暮、クリスマス、
クリスマスケーキを紹介します。

 

さらに
年の市と羽子板市、
御用納め、大納会、
大掃除を紹介します。

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年末年始の行事と風習、暮れに行う。 記事一覧

12月は、1年の最後の月です。「いよいよ12月ですね」「今年もあと少しになりました」等のあいさつが交わされるようになります。12月は、何かと忙しい月です。12月の事を旧暦では、御存じ、師走(しわす)と呼びます。この師走からも、12月の忙しさがわかります。

正月事始めとは、正月の準備を、始める日のことです。12月13日のこの日に、様々な正月の、準備を始めるのです。昔はこの日に、門松の材料を集めたり、正月料理を炊くための、薪集めに山に木々を、採りに行く習慣がありました。今でこそ、お節料理は作らずに、購入する時代になりました。また正月飾りや、正月料理の材料も、すぐに手に入りますよね。

冬至(とうじ)といえば、1年中で昼間が最も短く、夜が最も長い日のことをいいます。冬至の日は、年によって若干変わりますが、12月22日頃になります。古来、冬至の日は、1年の節目として、祝う風習がありました。冬至は、この日から日差しが長くなり、太陽の光がまた、復活する日と思っていたようです。

お歳暮とは、歳暮回りとも呼ばれる、年中行事のことでもあります。世話になった方々に対して、何らかの贈り物を渡します。お歳暮は、本来は、直接訪問して、相手側に贈る物となっています。時間の都合で、家に伺えない方の為に、直送によるサービスがあります。

12月の暮れには多くの人々が待ち望んだ一大イベントがあります。そうですクリスマスです。 12月24日のクリスマスイブと12月25日のクリスマスを迎えるまでは街はクリスマス一色になります。

クリスマスには何を食べますかと聞かれたら何と答えますか。間違いなく「クリスマスケーキ」じゃないでしょうか。でもクリスマスってイエスキリストの誕生をお祝いするお祭りですよね。キリスト教圏の外国でもお祝い料理として特別な食事を用意します。でも、ケーキじゃなくて食事後のデザートとしてお菓子が出る程度です。

12月半ば頃からあちらこちらに市が立ち始めます。この市ではお正月の飾り物など正月用品を売っています。これを「年の市」といい多くの買い物客でにぎわいます。

御用納めとは官公庁や会社での1年の最後の日のことを言います。また、日本の証券取引所を利用して活動している方々は現在でも多くいますけど。そうした1年間の取引の初日と最終日に行われる催事のことを大発会・大納会と呼びます。

年末にやってくる恒例の大きな仕事がありますよね。それが「大掃除」です。今年、一年でたまったほこりを払ってきれいにします。身の回りをきれいにして清々しい気持ちで新しい年を迎えることができます。そのために「大掃除」は年末の一大行事となっています。